2012.12.24
4年前、駅前の商店街でカステラ猫その子らしき三毛をTNRした時、たまたまTNRしたオス猫がいた
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その時の記事

それっきり姿を見なかった子が、1年後、駅前のとある店舗の裏口にいた
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発見した時の記事

いつも店の裏口にちょこんと座って、ごはんを待っていた
結構まるまるしてて、目も綺麗
ここでごはんをもらっているんだなと少し安心して、いつも会社帰りにそうしている姿を見ていたけど、ある日いつも置いてあった皿がなくなっていた
それでも同じ場所でちょこんと座っているこの子を毎日見て、
もしや、ごはんをもらえなくなったのでは・・・
と気が気じゃなくなり、私は隅っこの植え込みでパウチを食べさせた
食べたり、残したり、
飢えている様子はなかった
きっとこの子を気にしている人は他にもいるんだなと思った
それでも、私は見かければ少しばかりのパウチを食べさせた
そんな状況が3か月ほど続いたけど、この子はいつもあの店の裏口にちょこんと座っていて、
私を待っていたことは一度もなかった
そしてその翌年から、また姿を見せなくなった


ムナシクかばんにパウチを持ち歩く日々
それが半年後、またあの裏口でちょこんと座っていた
まるまるして、痩せた様子もなく、元気そうだった
皿も水もないけど、やっぱりあの店の裏口にいるんだなぁ~と不思議に思った

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私は私で、自分が安心するために欲しがればパウチを食べさせた
残したり食べきったり、1週間来ない日もあったり、相変わらず私の顔を見るとシャーシャー言って、パウチを置くのが遅いと容赦なく手を出す子だったけど、
食べたらさっさとどこかへ行ってしまって、どこでどう暮らしているのか分からなかったけど、
この子がこの時間にここに来る限り、お腹いっぱい食べさせようと思った
そしてこの子が嫌われないように、食べ残しはもちろん、周辺のゴミやタバコの吸い殻を拾った


旦那の転勤に伴う引っ越しが決まってから、ずっとこの子のことを考えている
私がいなくなったら、この子はどうなるのかな
いや、今までだって、私を待っていたことなどなかったし
半年姿を見せなかったことだってあるじゃないか
私以外にもこの子を気にしている人がいるはずだ
そう自分に言い聞かせても、この子のことが気がかりでたまらない


保護することを想像してみる
推定年齢5歳 健康そうで器量もいい
この子はきっと馴れたらゴロスリ猫になるだろうなと思っても、
3月までに貰い手が見つからなかったら?
飛行機に乗せて連れていくのは2匹が精いっぱい、何より新居では猫は2匹までしか飼えない


暑い日も寒い日も雨の日も雪の日も、外を見るたびどうしているかなぁと思う
だからゴハンをあげるという行為を私はこれまで一切やらなかったのに
こうして気を揉むことが分かっているから
でも理屈じゃない
もうずいぶん前、実家近くでびっくりするほど痩せた猫を見て、でも何も食べさせるものがなくて
仕方なく温泉卵のパックに牛乳をお湯で薄めたものを入れて出したら貪るように飲んだ
お代わりを入れようとパックに手を伸ばしたら、パックを咥えて逃げた
取られまいと、大事な美味しいパックを取られまいと
その姿が不憫で不憫で、以来私は必ずいくつかのパウチをかばんに入れておくようにした


情けないけど、会えばお腹を満たしてやることしか出来ない
まだバキケリも小さかった6年前、最終的な覚悟ができてないくせに、ええかっこして保護をして、失敗したことがあった
泣き叫ぶ保護猫、挙動不審になるバキケリ
結局去勢とワクチンをして10日後に元の場所にリリースした
無知で馬鹿だった私はいろんな人に相談したので、ある人にはヒトデナシ、猫を捨てる側の人間だとののしられた
怖くてブログをやめた
そしてもう二度と外猫にはかかわるまいと思った数年後にカステラ猫に出会った
見て見ぬふりは出来ず不妊してリリースしたけど、その後酸っぱい思いをした→カステラ猫じゃなくなった


外の子は無理におうちに入れても幸せじゃないかもしれないよ?
と、猫飼いの友人に言われたけど、それは私をなぐさめるために言ってくれたんだと思う
何が何でもうちの中にいさえすればいいっていうアニマル・ホーダー的考えも違うと思うけど、
出会った人間の覚悟次第じゃないだろうか
目に入った猫すべておうちに入れられるわけなどなく、外猫とかかわる人はみんな多かれ少なかれ心を痛めて生きている
私は弱い人間で、出来るだけそんな思いをしないよう姑息に生きてきたのに
出会った人間が私でごめんよ
何が正解か決められるのは自分自身しかいないのだけれど、このままずっと決められないんじゃなかろうか


毎日、予定がなければ必ず決まった時間にこの子に会いに行く
3日会えないこともあったりするけど、いつもお尻を向けて座っていて、もう私の顔=ごはん、って分かっていて、私の顔を見るとシャーシャー言いながら、早くパウチを置けと怒りながら近づいてくる
近づきすぎると逃げるけど、食べながら私を見上げる顔を見て、いろんなことを考えて涙が出る
この子だけじゃなく、カステラとか、えてむとか、いろんな猫のことを考える
もうカステラもいないし、子カステラもいない、苦い思いをしてリリースしたあの子もいない
えてむは亡くなり、えてむの母猫ももういない
健気に生きてるこの子を見て、いろんな思いがこみ上げてきて、
ただただ無意味に涙がこぼれる
多分、自分がとうとう無責任な人間の仲間入りをしてしまうのが悲しいのかなと思う
ちょっと違うなぁ、あの子をお腹をすかせて彷徨う可哀相な猫にしてしまうのかなと思って、悲しくて涙が出るんだな


これを読んで腹を立てたり嫌な気持ちにさせたらごめんなさい
6月からずーっと考えてて、吐き出さないとアタマがおかしくなりそうなので書きました
うちの売却のめどが立ち、思わず「もうこれでひと安心」と言おうとしたけど、この子のことが引っかかって、心の中がザラザラしました
全然ひと安心じゃない
励ましやなぐさめの言葉をかけて欲しいわけではありません
もちろん、お説教もご批判も遠慮したいです
やっぱりだめだと思ったら記事も消すかもしれません
ごめんなさい
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