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アタマ隠してシリ隠さず、のケリー


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西宮市議会議員 今村岳司氏の3月13日のブログ及び3月14日のブログ
「悔しくて、悔しすぎて、記憶から消していたことが、いろいろ蘇ってきて辛いです。」
「ひとつは、観光気分で来た自分探しボランティアの連中のこと。
 彼らは、人から感謝されることを楽しみにやってきただけでした。
 だから、汚れ仕事やしんどい仕事は何かと言い訳しながらやりませんでした。
 彼らで集まって楽しそうに親睦を深め合っていました。
 そんな彼らに「惨めな被災者」と扱われる屈辱。
 何日か経ったとき、避難所のリーダーが耐えきれずに怒鳴り散らして
 彼らを追い返してくれました。
 彼らがいなくなっても、彼らに受けた屈辱は消えませんでした。」
(中略)
「記憶の中で彼らは解凍され、また腐臭を放つようになってしまいました。」



読んで泣き出しそうになりました
モンスター・ボランティアとは、今だから言える表現です
95年、私は既に東京にいて被災はしなかったけれど、
小さな会社のテレビを見ながら、家族や友人の安否が分からぬときでさえも、
東京に住む、被災とはまったく関係もない、何の心配も不安もない人たちの
悪気のない無神経な言葉や、ささやかな悪意が込められた下らない冗談、
人を傷つけるしか意味のない批評や自己分析を日々聞かされ、いつも理不尽な怒りを覚えていました

大阪じゃなくてよかったよね
東京じゃこんなもんじゃ済まないよね
あたし、絶対無理、避難所とか、無理無理(笑
木材や石材関係の株を今から買っておこうよ
地球に人間が増えすぎたから必然的にこういうことが起こったんだよ
復興し始めたら風俗店が繁盛し始めたらしいよ、神戸の人間ってサイテーだな(笑

こういう言葉にどう答えたのか覚えていません
私は家族も何をも失わなかった幸運な人間なのに、その時の怒りと憎悪だけはずっと忘れず心の中にあって、どこかで災害が起こるたびに、それらはゆっくりと頭をもたげてくるのです
私がいつまでもこのネガティブな感情を持ち続けているのは、自分が歪んだ正義感にとらわれている人間だからだと思っていました
今村市議のブログを読んで、その答えが出たわけではないけれど、このどす黒い感情に向き合える気持ちになりました

人を傷つけるのも人だけど、人を助けるのもまた人であるのは間違いないこと
せめて自分はこんな愚かな人間にはなりたくないし、
今いる被災者の方々が、今村市議のような悔しい思いをしてほしくないと思います
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