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よかったです。
詳しくはぽちさんのブログをご覧ください。→「ぽちんち

遺棄された翌月にガリガリである御宅のお庭に現れて、そこの外猫としてお世話をしていただいていたそうです。
慈悲深い方に出会えてよかったです。
ぽちさん、どんなに嬉しいでしょうか。
まだ喜び半分だと思いますが、うみちゃんが見つかるまで、引き続き応援しています。

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再掲載です
昨年夏から捜索されていますが、まだ見つかっていません

保護主様が大事に育てて託した子たちが、逃げたと嘘をつかれて、実際は遺棄されていました
詳細は「ぽちんち」をご覧ください。

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ぽちんち」さんは、茶トラ好きの私が10年近く前から拝見している、個人で活動されているボランティアさんのブログです
愛情深い、真面目な保護主さんが、どれだけ苦しい思いでこの子たちを探しているか、どれだけご自分を責めていらっしゃるか・・・
譲渡された4年前の記事を拝見しても、誰でも信用してしまうような里親です
誰も、この事態を想像できなかったと思います
子猫で保護されてお家で暮らしてきた子が、一昨年の12月に突然極寒の外に捨てられ、台風や猛暑が襲ったこの1年どんな暮らしを強いられたか、想像するだけで怒りで震えます
動物の遺棄は立派な犯罪です
さらに、保護主様に対する詐欺で訴えてもいい事象です
どんな理由があって4年暮らした猫たちをわざわざ車で運んで寒い冬空に遺棄しますか
若い一人暮らしのお嬢さん
物言えぬ子らを、飢えや渇き、冷たい雨風や猛暑に晒すほどのことがありましたか

過疎なブログですが、千葉県柏市周辺の方の目に止まれば幸いです
お知り合いに柏周辺の方がいらっしゃれば情報を伝えていただければと思います
さいたま市で起きた猫3匹虐殺事件の結審について、
懲役1年10ヶ月の有罪判決。有罪は当然ですが、実刑ではなく執行猶予4年がつきました。

詳細は裁判を傍聴した杉本彩さんのブログで非常に分かりやすく書かれています。
https://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-12336460026.html

野良猫のことだから関係ない、と思わないでください。
こういう判決が出るということは、私たちの大事な家族である犬や猫が、どこぞの変質者に理不尽に殺されても、起訴どころか罰金程度で済まされるということです。

動物虐待の最長は懲役2年。生き物を殺すより、ガードレールを壊した方が罪が重いのが日本の法律です。
証拠があるだけで13匹ですが、初めての虐待でいきなり動画を撮るわけがありませんから、実際殺した数はもっと多いでしょう。
数の多さに加えて、この凄惨極まりない犯罪内容をもってしても、過去の判例「初犯は執行猶予」を倣って、執行猶予4年です。
犯罪内容の凶悪さと数の多さを踏まえれば、量刑は1.5倍できるそうなのですが、検察はそれをしませんでした。

大矢誠という52歳の妻子ある大人が行った犯罪の悪質さや残虐行為の常習性は裁判所も認識しています。
だから執行猶予4年なのだと。
これは結局、懲役では異常性癖を矯正できない、残虐行為をしないよう見張るのは社会におまかせします、と言ったに等しいと思います。
犯罪抑止にもならず、動物は何匹、どんな残虐な殺し方をしても初回は許されるよ!と裁判所が太鼓判を押したようなものです。

犯罪者が実名や顔写真を報道され、失職するのは、税理士だろうが一般の会社員であろうがアルバイトであろうが同じです。
しかも、自分の異常性癖を満たすためだけに行った身勝手な犯罪ゆえのこと、自業自得以外のなにものでもありません。
社会的制裁など情状酌量する理由には1ミリもなりません。
先日飲食店でガスバーナーを見ました。手が震えて心臓が縮むような感覚がしました。
日本中にこのような症状をもち、大矢が作った動画や写真のために心的ストレス障害を起こしている人がたくさんいます。
ISや南米マフィア以上の凄惨な拷問を小さな猫に対して行った大矢誠という男と、その犯罪を知ってなお一緒に暮らす大矢の妻子が、もし自分たちの隣人になったら、同僚になったら、と思うと恐ろしいです。
犯罪者の社会的制裁より、常習性ありと裁判所が認定した変質者が、監視なしで野放しになることへの恐怖をこそ裁判所は理解するべきです。

動物虐待が重大犯罪につながることは宮崎勤やジェフリー・ダーマーの例をあげずとも明白であるのに、実刑を科すに至らない日本。
動物虐待とは、人間が犯す犯罪で最も卑怯な犯罪だと私は思います。
先日、母親と交際相手の男、男の友人が小さな4歳の男の子を日常的に暴行し死に至らしめるという卑劣な事件がありましたが、それと同じく、絶対に反撃されないとわかっている相手、小さな子供や動物に対してのみ、圧倒的な暴力を振るうという、幼児虐待と動物虐待は本当にクズの犯罪です。
人間同士のコミュニケーションができない鬱憤を、小さな動物にぶつけるしか脳のない孤独なクズによる犯罪をこれ以上野放しにしないためには、法律を変えるしかありません。

動物愛護法の改正は5年に1度しかありません。
虐待に対する厳罰化だけでなく、悪質なブリーダーを取り締まり、管理するために、動物取扱業に対して細則を厳しくしかねればなりません。

浅田美代子さんのブログから、ネット署名と紙による署名のいずれかを選べます
http://miyokoasada.com/

JAVAでも紙の署名を受け付けています。
http://www.java-animal.org/aigohou2017-2018/

来年の1月15日が締め切りです。
訴えている内容を見ていただけると、納得するものばかりです。
どうか一読いただいて、署名にご協力をお願いいたします。
埼玉で52歳の税理士が起こした、猫13匹の虐殺事件についてです
事件の詳細を知るのはとても辛いです
毎日頭から離れず、心の中は怒りと悲しみでいっぱいです
でも、目を背けていては、犠牲になった猫たちの命が無になります
あの猫たちは、もしかしたらうちの猫だったかもしれないのです


この大矢誠という男は、執拗に何度も熱湯をかけバーナーで焼き、大やけどを負わせた瀕死の猫の歯や爪をペンチで抜き、さらに何度も熱湯と火責めにし、肛門に水を大量に流し込み、最後に水や熱湯に沈めて殺したのです
時間をかけて猫をなぶり殺しにし、それを撮影し、ネットに動画をあげて悦に入っていました
自分の身元がわからないように小細工までして

もはや、猫に迷惑しているとか、好きとか嫌いとかの問題ではありません
わざわざ虐待用の道具をいくつも揃え、繰り返し拷問し、何台もの携帯を並べて撮影するという手の込んだことを1年以上も続けたのです
動画で確認されているだけで、実際はもっと多いはずです
決して感情的になったとか偶発的な犯行ではありません
己の異常性癖を満たすためだけの卑劣で悪質な犯行です


日本は動物愛護後進国です
おそらく初犯というだけで執行猶予、これだけ残虐な行為をしていてもです
アメリカでは二十数匹の猫を誘拐して殺した男に懲役16年の判決が出ていました
少年犯罪者、あの酒鬼薔薇も、宮崎勤も、佐世保で同級生を殺した女子中学生も、池田小で8人の児童を殺害した男も、殺人に至る前に何度も猫を虐待死させています
それを周囲も大人も親も知っていて何もしませんでした

長い間動物虐待を続けたこの税理士は、これら少年犯罪者と同じく、残虐行為に性的興奮を覚える異常性癖の人間です
こういう人間が隣人なら、同僚なら、と考えるとゾッとします
すでに欧米では動物虐待は連続殺人や快楽殺人に直結する危険行為であるとプロファイルされているのに、日本では執行猶予をつけて野放しです
判決が出るまで、その職務も免許も保持されていることにも驚きを隠せません
こういった動物虐待が日本で繰り返されるのは、ひとえに動物愛護法の刑事罰が紙のように軽いからです
だから虐待も無くならず、遺棄も無くなりません

2年の懲役でも恐ろしく短いですが、現行の法律ではこれが上限です
執行猶予のない実刑の懲役刑が下らなければ、いつまでたってもこんな残酷な犯罪は無くなりません
実刑がつくことで、大矢を煽り囃し立てたネットの矮小な犯罪予備軍の犯行を抑制することにもなります

そのための署名活動が続いています

ネットでの署名 → こちらからお願いします(ネット)
もうすぐ10万筆に達します

ネットとは別物で、紙での署名もまだ続いています → こちらからお願いします(返送先入り印刷用の紙)
→ プリンタのない方用の印刷方法など


また、動物虐待を厳罰化するための署名(ネット)もあります →こちらから

大矢は在宅起訴され、自分の生活圏に戻っています
反省せず、また虐待をほのめかす発言をしているそうです
逮捕されてもなお、自分の異常性癖に執着する、本物の変質者です


一筆でも多くの声が集まりますように、どうかご賛同をお願いいたします
変えることができるのは、猫ではなく人間しかいないのです
どうか、目を背けないでください
2017.07.23 ママ確保!
昨日パパをリリースした友人から、「ママがいる!」と連絡があり、、

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まだ産んでなかった!!
しかし日曜日は病院が休みなので、後ろ髪引かれる思いで、翌日曜日に出動することにしました


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それまで産まないでくれよ〜〜
そして仲良く寄り添うパパとママ


で、本日カニカマ、鯖缶、ちくわといろいろ取り揃えて挑んだ第6回目!


はい、あっさり入りました!!
今までの苦労はなんだったのーーー(T ^ T)


・腹がめちゃめちゃ減っていた
・パパを去勢したから
・ちくわとカニカマが良かった

いずれにしろ、良かったです!
一晩、友人宅にそのまま置いて、明日手術に運びます
それまで産まないでねええええええ(T ^ T)

というわけで、信じるものは救われる・・という気持ちです
緑さんのおかげで、心ゆくまで捕獲に取り組めました
ママの分の手術チケットも譲っていただけて、何から何までお世話になりました
本当にありがとうございました!

私も、猫を愛する友人の力になれて良かった
明日病院に連れて行くまで気が抜けませんが、ひとまずお疲れ様でした!良かった!
2017.07.19 久々のTNR
職場の友人からのSOSで、とある場所のママ猫と子猫、パパ猫の不妊去勢を
緑さんとにゃんたの会のご協力で8月にやりましょう、と決めた矢先、
その友人から夜写真が送られてきて、

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このママのお腹

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いつかのカステラ猫を思い出します
あの子も産まれる寸前でした
これは8月まで待っていられない!と、急ぎ緑さんに捕獲器を都合していただき、某日現場に行ってきました

とりあえずママを優先
もしもう産んでいたら離乳まで捕獲できないので、その時は既に3ヶ月過ぎている子猫を
パパは最後

しかし・・・
ママが入らない・・・・・
いいとこまで来たら通行人が来たりして・・
2時間粘って、ママはとうとう捕獲器の前で寝そべる始末・・
で、この日は子猫が入りました

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3〜4ヶ月くらいでしょうか
友人宅で夜を越して、翌朝病院へ運び、

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病院で術後一泊させてもらい、リリースしました

後日またチャレンジしたものの、
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警戒してこの有様・・
捕獲器の途中まで行っても奥まで決して入らず、捕獲器の前でくつろぐ始末・・

今はTNRのハイシーズンで捕獲器が足りないくらいなのに、ママが捕まるまで貸しておいていただけました
おまけに病院で使える不妊チケットまで・・何から何まで緑さんのお世話になりました
なのに捕まらないーーー(T ^ T)


計4回行ってダメでした
今まで捕獲器持って出かけて、手ぶらで帰ったことなど一度もなかった私
こんなに手こずったのは初めてです

餌やりさんは手術する気は一切なく、無責任なことを言っています
協力的な近くの飲食店の方が、猫はちくわやで!と言ってちくわ買って来てくれたり・・
色々したけど捕まらず・・
明日最後のチャンスで頑張ります
ダメならパパを捕まえます(パパはすぐ入りそう)

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満腹で寝転ぶ黒いパパ

ママは、緑さんから教えてもらったプロの方に頼もうかと思ってます
それまでに生まれていたらそれはそれで仕方ない
あまり自分で抱え込んで、ニンゲンが落ち込んでしまっては元も子もないので

明日はカニカマでやってみよう
鯖の水煮もホカホカに温めて


神戸市は市が協力して不妊手術費用を負担していただけるそうですが、
地域猫を推進する地域ごとの申請が基本で、こういった形の、住民ではない人間が見かねて手術をするケースでは、少し敷居が高いのかなと感じています
もうちょっとしっかり条例やウェブサイトを読んでみます


7/22 追記
昨日パパを確保しました
すぐ入るだろうと舐めてたらなかなか入らなくて焦りました・・・
餌やりさんが餌あげちゃった後でしたが、カニカマとサバ水煮のダブルでやっとこさ確保・・
パパ、かすれた声でよく鳴いていました
この子も緑さんのご好意で手術チケットを譲ってくださり、今日友人が病院に運びました
健康状態も見ていただいて、夕方リリースします

ママはこの数日見ていません
おそらく出産してしまったかと思われます
プロの方ともスケジュールが合わず、今回は一旦引いて、秋にまたチャレンジすることにします
残念で、落ち込みますが、ここで自分を責めずに次に活かします


「出来なかったことを数えて悔やむより、出来たことを覚えておいてください」
とは、私が初めて捕獲器を借りた横浜のボラさんから言われたことです
無理な保護をし、結果リリースしたことでいろんな方に責められ、もう猫に関わることが怖くなりましたが、その方にそう言ってもらえて、本当に救われました
その言葉があって、今の自分があります
とんでもなくご無沙汰しております(´・ω・)

いろいろバタバタして気力が落ちてしまい、いろいろ良いお話もあったのにご報告できず申し訳ございません・・


ひとつは、件の親子猫の現場
緑さんと緑さんのお知り合いのボランティア団体の方が尽力くださって、
広くポスティングしたり、個人で餌やりしていた女性とコンタクトも取れてご協力していただき、


そして不妊手術もしていただけました

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これは第一回目ですが、その後も定期的にTNRに運んでくださいました

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加えて、現場の清掃やトイレの設置まで、本当に何から何まで緑さんと、緑さんの交友関係からのご好意でやってくださいました
私はというと、さくら猫基金の無料不妊手術(これも緑さんから教えてもらいました)に応募していくらかのチケットを用意しただけで、何とも不甲斐ないのですが・・
ここは下を向かずに、緑さんと椿谷にゃんたの会の皆様に心から感謝申し上げます
本当にありがとうございました

加えてひとついいこと
この近くの飲食店で、恐らく店舗前で餌やりがあったのかわかりませんが、かなり過激な口調で貼り紙をしている場所がありました
緑さんのポスティングとTNRのおかげで、そこの貼り紙が非常に紳士的なものに変わっていました

猫に対する関心が低い場所ではありますが、このように良い影響が出ているのは、やっぱり不妊手術をしたという実績あってのことで、TNRがいかに重要かがわかりました

本当に本当にありがとうございます
いろいろ落ち着いたら、きちんと恩返しできるよう、私もがんばります

なかなか更新できずにいて、ブログもやめてしまおうかと思いましたが、これがあったから緑さんとの出会いがあり、
たくさんの方とお知り合いになれて励ましていただいたので、月いち更新でもなんでも、続けていこうと思います
今後ともよろしくお願いします!
100年に一度の大寒波ということで、神戸の海側は雪は降りませんでしたが、風も強くとても寒いです
おじちゃんのいる福岡は20cmくらい積雪してまだ吹雪いているとのこと
こういう時は天気予報を見るのも辛いです
外で暮らさざるを得ない子はどんなに寒かろうかと

件の親子猫こと
緑さんとご協力いただいたボランティア団体の方で下見に行ってくださって、そのままママだけ捕獲してくださいました
助成金の補助券まで使わせていただいて、無事不妊でき、先日リリースまでやってくださいました
本当に何から何までお世話になりました ありがとうございました

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緑さんが撮ってくれたリリース時の写真です
これから子育てすることもなく、自分のことだけ考えて、何とかがんばって生きていってほしいです

残る子猫ですが、直接ボランティア団体の方とお話させていただきました
現場は住宅地ではない、繁華街の一角で、自治体もなく飲食店同士の交流もない場所です
クリーニング屋さんがそうであるように、多少の迷惑はありつつも、どうにかしようという気持ちはなく、ましてや不妊しようとかそういう意識はありません
私が不妊しても氷山の一角で、いくらでも猫は出てくる
私がそこの住民であるなら周りの理解を得るために行動する方策はいくらでもあるけれど、ただの通りすがりでは、「親切な誰かさんが不妊してくれた」で終わってしまい、根本的な解決にはならないということ

これはこの件を相談した川崎のNさんにも同じ事を言われたのです
「猫がいれば誰かが来てタダで捕獲・不妊してくれると思い込んでいる。
その後数が増えたなら、餌をやる人のせいじゃなくて「増やさないためにはどうすればいいの?」と地元の問題にしてほしい。
10匹以上不妊した場所でも、数年後に通りかかると子猫がいたりする。
地域の人が「自分の問題」として継続して関わってくれなければ、猫は後から後から湧いて出てくる。
住民が費用を出さずに獣医師とも関わらないと、捕獲に来たのがどこの誰かもわからず相談する先もわからないし、ましてや自分でナントカしようとは思わない。
それがわかってからは、地元住民の協力がなければ捕獲・不妊はしないことにした。
時間を使って費用を被って、それが数年しか効果ないなら無為だもの。」


同じ事を今日団体の代表の方もおっしゃいました
私もおっしゃる通りだと思います
ボランティアとは自己満足ではありますが、同じお金を時間をかけるなら、もっと有意義な場所があるでしょうと
ひとまずママの不妊ができたので、子猫についてはもう4、5ヶ月にはなっているので、少し様子見することにしました

私がビヨンセほどの大富豪であればいくらでもどこでもTNRするんですが・・・
そんな妄想を語っている場合ではありません
ただ、ママ猫を不妊したことは周囲の店舗に周知できるようチラシを撒こうと思います
また、役所にまた出向いて、不妊しましたという実績をひっさげて、もいっちょ言いたい事を言おうと思います
自治体もないような商業地区での猫問題について、もうちょっと何とかしてくれませんか!と
餌やり啓発看板の出来もイマイチです
川崎や横浜の方がずっとずっと進んでいます
その辺も一言言おうと思ってます

取り急ぎこんな感じです
お義父さんが亡くなって、残るお義母さんのことでおじちゃんはまたずっと福岡に行っています
私は猫たちとつつましく静かに暮らしております
緑さんに誘っていただいて、来月はボランティア団体の集会に伺う予定ですが、いろいろなことがありすぎて全然遊びにも行ってないし食事にも行ってなく、地味な日々を過ごしています
バキケリは元気です
毎晩おばちゃんの布団の中でぬっくぬくで寝ています
2016.01.09 いろいろ
お正月も開けて、いただいたコメントのお返事もできなくて本当にすみません

鍵コメくださった皆様、ワタシさん、つきみぃさん、いつもありがとうございます

お正月は福岡に帰ったのですが、翌2日にお義父さんが亡くなり、私は一旦神戸に戻っていろいろ準備をしてまた福岡へ行きお通夜葬儀と済ませてまた神戸に戻ってきました
一度たりとも意地悪な言葉や嫌みなことをおっしゃったのを聞いた事がありません
出来の悪い嫁にも、ずっと優しいお義父さんでした
お見舞いに行ったとき、ビールが飲みたいとおっしゃっていて、明日看護婦さんに聞いてみるから、と行って病院を後にしてそれが最後でした
飲ませてあげればよかった
おじちゃんは福岡でいろいろ手続きやら何やらで多忙に過ごしています


ジュリーのバナーを貼っていただいている皆様、
預かっていただいているお母ちゃんとお話しして、いろいろ状況が変化しておりますので、それが落ち着くまで募集をしばらく休止することにいたしました
一旦いつ里の募集も休止しいたします
長くバナーを貼っていただいて、本当にありがとうございました

ジュリーは元気です
相変わらずお母ちゃんに甘えて過ごして、フミフミ動画まで撮れるようになりました

バキケリも元気です
私が不在の間は母が来てくれましたが、いい子でいてくれたようです

親子猫のこと、
緑さんのおかげで少しずつ前進しています
無理のないようがんばります

今年もいろいろ不甲斐ないこともあると思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします
先日、現場に行きました
ガクブルしながら行きましたが、ブログにコメントくださった緑さんも来てくださって本当に心強かったです
緑さんはちょー綺麗な方でちょー緊張しました・・

クリーニング屋さんともお話して、エサやりさんを待ったのですが現れず
でもって、いろいろ新たに分かったことがあり、頭がいっぱいのゴチャゴチャです

・エサやりさんは複数いる(他所から来る人もいるし近隣の店舗の人もいる)
・自治会や町内会はない(居住者が少ない)
・近隣の店舗(飲食店)とは営業時間が合わないので交流がない
・震災後に大規模なボランティア不妊が行われた後そのまま
・数メートル先にも猫がわらわら(耳カット有り無し)
・掃除のおばさんとかみんな迷惑している
・空き地の所有者は不明(ずっと放置)

・空き地の発泡スチロールはハウス仕様になっていた(中は汚い新聞紙の残骸)
・クリーニング屋さんが開店する前にエサやりに来てると思われる
・春生まれとおぼしき若い猫も発見

想像通りですが、少し上のブロックに行くと、えさを待っているような子たちがわらわら出てきて切なくなりました
クリーニング屋さんとしばらくお話しましたが、、
自治体がないので区役所に相談しにくい、というのは理解できるのですが、こちらが考えているほど深刻な悩みではないという印象です
糞は困るけど、緑さんが「毎日は無理だけど掃除しましょうか?」とおっしゃったときには「いいよいいよこっちでやるから〜」と笑っておられたとの事ですし、自衛(エサやりしないで貼り紙等)しつつやり過ごしてる感じです
どこかに相談しようとか、交流のない近隣に声をかけるということまでは全く考えてはいらっしゃらない感じ
そして不妊とかそういうのはボランティアや猫好きがやるものだと思ってらっしゃる

こちらとしては、住民が声をあげてくれないと役所は動かないし、神戸は地域猫ありきでしか不妊手術の助成金は出ません
何より、通りすがりの優しい猫好きが親切にも不妊してくれました、ではまた猫は増えるし、エサやりに伴うトラブルも減りません
根本的な解決にはならないということです

なんとか複数いるエサやりさんのどなたかと連絡を取りたくて、えさ場の近くに手紙を置きました
で、今日現場に行ったのですが、、、
手紙、そのままでした・・・がっくり

子猫の貰い手見つけてあると言っていたらしい女性も最近見ないなーとクリーニング屋さんもおっしゃってて、ちょっと絶望的な感じ・・
そもそも貰い手見つけてある話も本当かどうか
ならば何故保護しないのか、何故不妊しないのか、疑問は尽きません
必要なのはエサやりさんのマナー+意識向上と、不妊手術、住民の方の意識を高める・・・はぁ・・難しい・・

でも、寒空の下、子猫を抱えて生きる母猫は何とかしたいです
こんな場所で出産をし、お腹をすかせながら子猫を育てるのはあまりに不憫です
その場しのぎのTNRだとしても、少なくともあの母猫には野垂れ死してしまう子猫を産ませたくないです

緑さんが会員になられている神戸のボランティア団体様がTNRに関してはご協力いただけるとのことで、本当にありがたいです
費用をどこまで抑えられるか、何匹できるのか、助成金は申し込みできるのか、いろいろ考えなければならない項目はありますが、次の出産シーズンに間に合うように何とかしたいです


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お義父さんの具合が悪くて、おじちゃんは福岡を行ったり来たりしています
私も先日福岡に行きました
具合が悪いのに、私が来ると気を遣ってちゃんと座ろうとなさるので、何回も横になってくださいと言ってやっと横になるお義父さん
いろいろと考えなければならない年齢に来たのだと実感します
またお正月に福岡行ってきます
2015.12.15 ちょっと進展
今朝、偏頭痛で少し遅刻して出勤しまして、、ついでに毛玉の場所に立ち寄ってみました
少しパウチを与えてみると、カリカリを食べた形跡がありました

で、空き地の向かいのクリーニング屋さんのご主人がいたので、勇気を振り絞って声をかけてみました
めっちゃいい人でした
以下、ご主人と奥様に伺った話

・毎日エサをあげに来る若い女性がいる
・その女性は子猫の貰い手を見つけてあるので、子猫を捕まえようとしている
・以前からこの辺でエサをあげてて、年寄りの猫を保護したりしている
・その子以外にもエサをやりに来る人がいて、その人はあげるだけなので迷惑している
・その人にはエサをあげないで、連れて帰って、と注意している
・うんちおしっこ、片付けないエサに来るカラスのフンなど迷惑している
・死んでしまった猫を役所に連絡するのもご主人と奥様
・周りは店舗だけで、ここに住んでるのはうちだけだから、後始末はみんなうちしかやらない
・エサをあげないで、の貼り紙は奥様が貼った
・私が貼った区役所の看板には感謝している
・ここらへんは震災後から猫が増えたけど、以前不妊手術をしてくれた人がいてぐっと減った
・減ったが、エサをあげる人がいるからまた猫が集まっている
・去勢して20年くらい生きてた猫がいたが腰を悪くして、先述の女性が連れて帰った

などなど、ご主人も奥様も猫は嫌いではないし、可哀想だと思うが、とにかく迷惑しているのでエサはあげないでほしい

至極正論です
やっぱりエサ=増えるという認識で、エサをやらなくても減りませんよ、って言ったのですが、
とりあえずエサのあるとこに行くでしょ、よそに行ってくれればそれでいいんだけど、とのこと
それもまた住んでる方にとっては正論ですよね・・
んで、ただエサをあげるだけの人は迷惑だけど、子猫を連れて帰ったり、病気や怪我の猫を連れて帰ったりしている若い女性の方は容認している感じでした
要は連れて帰る、ってのがポイントみたい・・・
いなくなってほしい、のは本当にそうだと思うんですけどね、それが一番難しいですよね


まずはその毎日エサをやっている若い女性とコンタクトを取りたくて、私の電話番号をご主人に預けて、よかったら協力したいおばさんがいるんだけど、って伝えてもらえますか?とお願いしました

その方がTNRをしているかどうか不明ですが、子猫も含め、何かしらお互いに協力できることがあると思います
でもって、地域猫化は難しいと思いますが、毎日エサをあげている人がいるならば、ついでにトイレの設置や片付けなどもしてもらえれば、エサ=諸悪の根源とお考えのご主人と奥様の評価も変わると思うのです

変わればいいな・・・

というわけで、ちょっとばかし進歩したかな、と思う毛玉問題でした

とりあえずエサは食べられているんだ、と安心しつつ、不妊するならまたお金かかるな・・という心配と
んでも毎日毎日、毛玉の心配するよりずっといいです よかったごはんが食べられていて
明後日から寒くなるけど、毛玉たちでくっついて、どうかしのいでほしいです

おばちゃんのどいた隙に椅子を陣取るバキオ

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どきません


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区役所に相談しました
住民でもない私がどこまでできるのか、ということを率直に尋ねてみました

以前武蔵小杉の駅前でTNRをしようとしたときと同じ感じでした
そこの住民が声をあげないことには、役所としてもフォローのしようがない、ということ
それは正論なのですよね
ただの通りすがりが、地域猫にしてください、というのは図々しいというか何というか
せめて不妊手術だけでも、と思うのですが、ここが川崎と神戸の違うところで、
基本は飼い猫のメスに対して助成を行っていたが、昨年あたりからノラ(オスメス)へ比重を大きくし、地域猫としての同意が得られているものに対して最大8匹まで申請できるとのことでした
助成金の金額もノラの場合、飼い猫の倍です
ちなみに飼い猫としての申請は1回限りです
不妊をする=きちんと地域で管理していくという前提での助成金であります
非常にちゃんとしている、のですが、、私のようなゲリラTNR?をしてきた人間にとっては敷居が高いです
裏のエサやりさんところも、まずは不妊しなきゃという差し迫ったところにあり、
地域の同意を得て・・というのは非常に時間がかかりますから、しかもあの人近所の嫌われ者だし・・
もちろん筋としては正論ですが、なかなか難しいなと思いました
そこまでのハードルを設けるなら、もうちょっとお上の協力が欲しいなと思います
「我々が現地に行って、地域猫をやってくださいとは言えませんのでね、」
ってそれは分かるんですが、もうちょっと何かないかいなー・・・
それも住民の声だったらちょっと違ったのかな 通りすがりのおばちゃんでは・・

ふがいなくてすみません
もうちょっと考えます

木曜からぐっと寒くなるそうです
ぬくぬくと柔らかい場所で寝ているうちのねこらを見るにつけ、
寒く固い場所で寝る事しか知らない外のねこが不憫です


******


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ジュリーも5年、外の固くて寒い場所で寝ていましたが、今はお母ちゃんとぬくぬくのふわふわのお布団で寝ています

お母ちゃんのブログ
イエネコ修行ももうすぐ3年になります
健康で賢い子です
ずっと一緒にいてくださるご家族を探しています
終の住処が見つかりますよう、応援のほど宜しくお願いいたします

satooyaboshu_julie.jpg
募集記事はこちら→いつでも里親募集中
2015.12.09 悲しい貼り紙
神戸市内某所、たまたま近道しようと路地に入って、
フェンスで塞がれた、ビルとビルのスキマの小さな空き地に、小さな毛玉が・・・・

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5つ・・・・
痩せた母猫の乳を飲んでました

毛玉5つに気を失いそうに・・・
ふぉーさんのことを思い出しましたが、ここは自宅の近所でもなければただの通りすがった場所
しかも住宅地でない商業地
とりあえずコンビニに走ってパウチを買って食べさせました

小さな毛玉はクモの子を散らしたように隠れ、母猫が警戒しながら食べました
子猫はどれも目がしょぼしょぼのガビガビでした
これから寒くなって来る時期、来年までもたないと思いました
ふぉーさんの時のように、さすがにこの数は手が出せない
しかも知らん場所だし・・
と悶々としながらそこを後にしました

翌週も用事があって、そこを通りました
毛玉5つ、減ってなかった
やっぱりパウチをあげて、去りました

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そして昨日、病院帰りに寄ってみたら、このはり紙
えさをやらないでと書かれたたフェンスの向こうに、毛玉と母猫がぴったり寄り添って固まっています
あまりに悲しい光景にしばらくそこを動けませんでした

ここに住んでいる人にとっては迷惑な存在であるのは百も承知ですが、
えさをやらなくても猫は減らないし、ごみをあさり、繁殖力が増え、何にもいいことがないのです
猫が減ってほしい、いなくなってほしいなら、やっぱり方法はひとつしかないのです
どこぞの優しい人がつれて帰って・・なんて甘い考えではなく、確実な方法は、不妊手術をすることしかありません

あの悲しい光景が頭から離れず、職場から近い区役所へ相談に行きました
えさをやるなというのは分かるんですが、もっと啓蒙を促すようなものはないでしょうか、
とチラシかパンフレットかもらおうと思って

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そしたらこんな立派なものをいただきました
しかも2枚
A3くらいある、りっぱな樹脂でできたやつ!濡れても大丈夫!
丁度動物愛護担当の方はいなかったので詳しい相談はできませんでしたが、
川崎のときと同様、そこに住む当事者が声をあげないと難しいです

でもって、会社帰りに貼りにいきました
不審者かと思われるかも・・とびくびくしながら行きましたが、一応役所に相談して、
これをお使いください、とちゃんといただいたものなので堂々と!!

いっそえさやらないでの上に貼ってまおうかと思いましたが、ちゃんと目立つ形で2枚貼付けました
写真は暗すぎて撮れず・・

えさをやるな、ってことを強調してるように見えないか・・と不安もありますが、
ちゃんと読めば、不妊手術をしましょう、えさはあげたら片付けましょう、糞尿のことも、必要な事はちゃんと書いてあります
欲を言えば・・・隠れてえさをあげてる人がいるとして、その人が、じゃあどうすればいいの・・と悩んだときに
連絡できるようなことが書いてあるともっといいんですが
ここの区役所は川崎市中原区みたいに親切かどうかわかりませんが、
なんと兵庫県警にはアニマルポリスがあるらしいです!→こちら
平日の日中だけですけど〜、それでも素晴らしい

今あの毛玉たちに自分ができることはここまでかな・・・
ふがいないです
マンションの敷地内とか、すぐ近くならもっと動きようがあったかも・・ふぉーさんのときのように
こういうことが全国津々浦々にあるのだと思うと、本当に悲しいですが、
ちょっとずつでも小さなことでも何か自分で出来ることを続けていけば、希望はあります

今日貼ったものをそこに住む人がちゃんと読んでくれますように
読んで、こういうことが必要なのか、と気づいてくれますように
川崎にいた頃の、裏に住んでたエサだけあげるおばあさんのこと思い出しました
何度もお話しても怒って追い返され、私がNさんたちに協力をお願いして不妊手術した、あのおうち →ここ
あの人がもし近所に訴えられたら間違いなく負けて賠償になったでしょう
町内会の担当になって、近所の人たちとお知り合いになれたので、その話もできました
猫のことだけでなく非常に問題の多いおばあさんでした
ご近所みんな生涯そこに住む人たちだから、個人を責めるよりことはせず、うまく共存していくことを模索していました
猫の問題は孤独な高齢者の問題でもあるからと
今回の件も、もっと近隣とコミュニケーションが取れていれば改善する方法があったはずです
賠償は仕方ないとして、問題はその後どうするか
お金を払ったからといって、根本的な猫の問題は解決しません

私がはぁ〜・・とため息ついたのは、いろんな方が記事についてコメントしているその内容で、
「優しい人ならエサだけあげずに飼い猫にするはず」とか
「ノラ猫は野生だから、エサなどあげなくても海や川に入ってエサを取って生きる」とか
・・・やっぱりこういう考えの人がたくさんいるから、簡単に犬猫を捨てる人が後を絶たないんだなと思いました

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(図書館で拾ったチビ。今はこはくちゃんとして家族の人気者に)

見かねて飼い猫にする「優しい人」をたくさん知っています
里親を探し、自腹で不妊手術をして、残った子を自分ちの子にしている「優しい人」をたくさん知っています
それでもノラ猫は減りません
「誰か優しい人が拾ってくれる、と安易に捨てる人」が、「優しい人」よりたくさんいるからです

海や川に入ってエサを取って来る猫なんていません
突然海辺や河原に捨てられた猫は途方に暮れて飢えています
でも、そう考える人がたくさんいるから、海や河原に猫を捨てる人がたくさんいるわけです
多摩川だけでもどれだけたくさんの捨て猫がいて、その命を救うのにボランティアさんがどれだけ苦労しているか
そもそもノラ猫は人間が飼い猫(イエネコ)を飼育放棄して作り出したもので、野生の猫ではありません 
野生猫とはイリオモテヤマネコとかツシマヤマネコのことです

IMG_7174.jpg
(河原猫だったサリー。今は素敵なご夫婦の大事な猫ちゃんに)

海や川だけじゃなく、観光地や公園でもそう、人が集まるところに捨てれば「優しい人」が何とかしてくれる
そう考える人が「優しい人」よりはるかに多く、保護しても不妊しても終わらない、心ない人がどんどん捨てていく現実


無責任な餌やりが悪いのは裏のばあさんの件を出すまでもなく重々承知しています
本当にエラい目にあいました
しかし、問題を解決したいのであれば、エサをやらない、では絶対に解決しません
飢えてゴミをあらすようになるよりは、適正にあげて管理する方が正しいやり方です
結局はマナーの問題 つまり人間同士のコミュニケーションの問題です
福岡で会ったボランティアさんは、エサをあげる場所にも近隣にもきちんとお話をしていました
そこを通る人にも挨拶を欠かさず、普通以上に近隣との関係をよく保とうとがんばっておられました
個人で抱え込むには大きすぎる問題です
猫の問題は個人ではなく地域の問題 そこに暮らす人がみんなで考えなければいけない
えー、そんなの好きな人がやればいいじゃん、では永遠に解決しないんですよ
好きな人にとってもね、どこぞの誰か阿呆が捨てた猫を何の因果で自腹で不妊手術して、って思えばキリがない
捨てたやつ出てこーーーい!!! って一番言いたいですよ 
好き嫌いはともかく、ノラ猫が減ればいいのはみんな同じなのです
近所の人の理解を得ること(これがけっこう大変ですが・・
関わりが大きくても小さくてもいい、ご近所に周知と理解と協力者を得ないことには進まない

そもそもは一度飼ったら「終生飼育=飼育放棄しない」「繁殖させずに不妊手術する」こと、「優しい人をあてにして簡単に生き物を捨てない」ということが大前提なんですが・・
それを守らないニンゲンが作り出した今いるノラ猫 を減らすには「優しい人が飼い猫にする」のを期待するよりもまず「不妊手術する」をしてこれ以上増えるのを防ぐこと
結局これしかないのです
私のように引っ越し先でそういう問題に出くわして、どうしたらいいか分からないときに指針になるようなものが、できれば行政主導であればいいと思います
幸い、私はボランティアさんに知り合いやフットワークの軽い協力者さんがいてくれたこと、協力的な動物病院があったこと、が大きな助けになりました
後に町内会の担当になって、話してみたらとても理解の深い方々と知り合えた事も


問題になった京都や和歌山の条例、これもよくよく読んだらいいこともいっぱい書いてあります
ただ、前面に「エサやり禁止」って言っちゃうからおかしくなる
エサを適正にあげることはものすごく大事な事
これだけでは適正にあげてる人まで大迷惑をこうむる 裏のばあさんレベルと一緒にしないでほしい!
京都は名前を変えましたね 杉本彩さんのブログで見ました
「動物との共生に向けたマナー等に関する条例」、最初からそう言ってくれればいいのに

今回の報道の下にある<関連ニュース>のような、ノラ猫を減らそうとしている地道な努力を扱った記事を目にするようになりました
流行の猫カフェも、純血種の猫ばかりではなく、保護猫の猫カフェが全国あちこちに出来ていることもニュースで見ました
大分市では不妊手術の費用を全額負担福山市は地域猫のガイドラインを作成「地域猫」みんなの家族 県内、活動始まる 不妊手術し住民が世話
こういうことが行われているって知らない人がたくさんいるのだから、もっとこういうニュースを目につくように取り上げてほしい

昨今の猫ブームと相反するなぁとつくづく思います
ノラ猫を写真に撮って可愛い可愛いと言う人がたくさんいます
それはとてもいいことだと思いますが、その猫だって雲や霞を食べて生きているわけではない
ごはんを食べないと生きていけないし、食べればうんこもおしっこもするし、台風が来たら流されてしまう
そこまで考えて写真を撮る人はいないでしょう
可愛いと迷惑は同じ問題を抱えていることに気づいてくれる「普通の人」が増えればいいと思います
みんなが「優しい人」になるよりもずっと簡単なことではないかと

.2011 578
(裏のママ猫が最後に産んで生き残ったチビ。今は赤ちゃんとワンコとニャンコのいるにぎやかなおうちの一員に)

最初に書いた川崎のエサだけやるばあさん、70代後半で頑固で怖い人で有名でした
猫のことだけでなく、子供の声がうるさいとかいろいろ近所に文句言う人で、みんな無駄に争いたくないから当たり障りのないお付き合いをしています
猫のことも迷惑しているけど、この人と争うよりいいからみんなガマンしている感じ
だから私が不妊手術しましたとビラをまいたときは、「みんな感謝していますよ」と言ってくださった
ご近所さんとは、話さないと分からない事ばっかりでした
本来、このばあさんが少しでも近所の人と話すことができれば、みんな好き嫌いはともかく、出来る事を考えてくれたはず
トイレを置いてもいいよ、捕獲器置いてもいいよ、うちは庭に入ってほしくないからこうするよ、何もできないけど少しならお金カンパするよ、
何かしらあったはず
現にばあさんちのお隣さん、保護した子猫(片目の女の子)を飼ってくれました
口だけで何もしない人、70代後半にもなった頑固な老人を変えることはできません
それに気づいた私が動かないと何も変わらない(と気づくのに3年かかりましたが・・
町内会の人に話すのは勇気がいりました そんなことどうでもいいよと言われたら話は終わってしまうので
今どうでもよくても、何もしなければ数は増えるし、うんこも増える
ぼろぼろの雑巾のような猫も毎年生まれ、毎年どこかで死んでいくことが、あの狭い一角で繰り返されるわけで
あのばあさん、数は増えてないから!って言ったの思い出した・・増えてないんじゃなくて、死んじゃうから増えないんだっつーの!
これが無責任なエサやりの典型、だからこそちゃんと適正に世話している人と一緒くたにするような報道の仕方はやめてほしいわけです


川崎から引っ越す前に、本当に困った時にこういう方法があります、川崎市は行政も協力的なので自治体として何とかしたいという気持ちがあればいつでも相談にのってくれます、と町会長さんにお話できたことと、役員のご近所さんにもお話できたことが精一杯の成果でした
今ピンとこなくても、猫が増えて本当に困ったとき、あぁ、そういえばあの人がこんなこと言ってたな、あの人がこんな冊子を置いていったな、区役所の何とかさんに相談できるって言ってたな、と思い出してもらえれば、今回の報道のようなことにはならないはず

CAXN9R9J.jpg
(お隣さんが飼ってくれた片目の女の子。名前はしっぽなちゃん)


思いつくまま書いてしまいましたが、うちの猫を見るにつけ、猫というのはおうちの中でぬくぬく生きているべきものだと思います
外で暮らす可哀想な猫は最終的にいなくなればいいと思います
ノラ猫見て可愛い〜とか全然思えませんもの 心配すぎて
全ておうちの猫になれれば最高なのは分かってます でも現実はそんなに甘くない
何回も言う通り、「優しい人」より「無責任な人」の方がはるかに多く、何よりそれをしのぐ勢いで猫は繁殖するわけですから
地域猫は苦肉の策ですが、その数が0になるまで、不妊手術して適正に管理するという地道ですが最も確実な方法
オーストラリアのように捕まえて殺せばいいとか短絡的なことをやっても、そもそも簡単に捨てたりするニンゲンがいる限り負の連鎖は終わりません
ほんとにね、捨てたやつ、出てこーーーい!!ぼけぇーーー!

写真+2014-09-03+7+59+28
(福岡で幸せになったチビことふぉーさん)

うまく言えてないかもだけど・・・
可愛いだけでは済まされない現実をもっと知ることで、少しでもいい方向に行けばいいなと思います
悪質なペットショップのことやパピーミルにことだってそう
多頭飼い崩壊や虐待のこともそう
今回のニュースもそう
世間の猫に対する認識の格差もよく分かりました
ちょっとそれがショックで、あんまり更新しないブログを更新してしまいました
地域の問題、って言ってしまうとハードル高いですが、確実になんとかしたいなら、やっぱりそれしかない
裏のばあさんの件で、それは痛感しました
引っ越ししてしまったけど、今でも時々町内会の役員さんとはメールやり取りしてます
久しぶりにまたメールしてみようかなーと思いました
2014.07.17 ママ捕獲!!
うわぁぁぁん!ママを捕まえました!!;;

以下本日のダイジェスト

朝9時半、助っ人chacoriさん、さわやかに登場
しかし駐車場にはパパの姿しかなく・・

日も照ってきて、これはあかん・・と思ったところにママ登場!
しかし唐揚げに見向きもしないママ;;
パパが捕獲器に入ろうとするので練り餌であっちに行っていただく

結局ねばったものの、不穏な空気を察知して隣家の庭に消えるママ・・・

日中は暑いし、リトライは夕方以降だね・・とchacoriさんと話し、うちでお茶飲みながら
子猫を見てもらったり、バキケリと遊んでもらったり

子猫はシャーシャーいうものの、あっさりchacoriさんにつままれて神妙にw
推定2ヶ月 アイラインばっちりで可愛いと言っていただく
ちょっと希望が持てました

chacoriさん帰宅後、ふと駐車場を見ると、クソ暑いのにママがいる!!

14071701.jpg
というわけで、唐揚げと練り餌のダブルで捕獲器セット
しかし見向きもしないママ;;


これはあかんのか・・・と思いましたが、
数十分後、入りましたあああああああ;;うわーーーーん、かあちゃーーーん!

中で暴れるママをなだめつつぜぇぜぇ言いながら病院へ

診察室にて、ネットに移す際にまんまと逃げ出し、ママおしっこを垂れ流しながら部屋中大暴れ;;
先生の腕をガブリ! 先生悲鳴をあげる・・

タオルでくるんで再捕獲
ネットを二重に入れられてお縄になるママ・・・

とりあえず手術は明日の予定で本日からお預けしました
私は野良だと術後麻酔が切れた段階ですぐリリースするのですが、
こちらでは1週間は入院させたいとのこと
溶ける糸で抜糸不要ですが、傷口をなめたり噛んだりしないようにとのことです
ここは素直に従うことにしました
ウィルス検査もお願いしてきました
ガリガリだけど、3.1kgありました

帰宅する道すがらchacoriさんに電話
互いにねぎらいの言葉をかけながら帰宅・・・ ←いまここ


というわけで、ほっと一安心;;
あんなノラっこを1週間も病院に置くのは心配ですが、まぁ病院だし、大丈夫だとchacoriさんも言ってくれたので、よしとしよう

私は今まであんな感じのノラっこを何匹も病院に運びましたが、大抵の場合そのまま捕獲器ごと預けてお願いします〜と病院を出る感じで、その後の様子などは見たことなかったのです
捕獲器ごと鎮静かけるのかな、とか思ってたので、あの大暴れを見てかなりびっくりしてしまいました・・
もしかしてあかん病院なのじゃ?と思いましたが、chacoriさん曰く、猫の安全を考えるとネットに移すのは正しいからいい病院なんじゃないかしら〜とのことなので、疑ってスマンカッタ・・・
お世話になった川崎のV病院でもこんな大暴れしてたのかしら・・
お迎えの日は菓子折りを持って行こう・・・

しかし、、
ママにとっては、腹が減ったから入ってみたら檻に入れられ、
挙げ句に網に入れられて飯も食えずに・・・
今、猫生最大の恐怖と戦っているんだな・・と思うと泣けてきます

願わくば、無事に手術が済んで、残りの猫生を自分のことだけを考えて気ままに生き、
殺処分ワースト常連な福岡で、少しでも心のある人に寄り添って生きられますように


千代田区や川崎市の殺処分ゼロをすごい、素晴らしいと思うなら、
福岡がワースト常連だと嘆く前に、少しでも自分のまわりにいる外猫に関心をもってください
不妊をするのはボランティア ではないです
ワーストから抜け出すのは行政の仕事 だけではないです
ここに住んでいる人自身が、まず自分の足元にいる外猫に気づくことが一番大事だと思うのです